結論から言うと、直ります。ただし、年数・設置環境・使用頻度によりピアノ内部の部品の状態も異なりますので、一度ピアノの状態を見てから、ご要望に合った作業内容をご提案させていただきます。

時間制で行なっていますので、コース内の時間であれば、何年空いていても追加料金は一切かかりません。

時間制で行なっていますので、コース内の時間であれば追加料金は一切かかりません。
追加料金がかかるケースとしては、ピアノ部品が破損または摩耗や消耗により、部品を発注しないといけない場合のみ、別途部品代がかかります。また、ご希望コース以上に時間がかかりそうな場合は、事前にご相談させていただきます。

１本ずつの単発張り替えや、高音部または中・低音部だけのセクション張り替えや、1台分総張り替え等、コースによって料金は異なります。
単発の場合、切れた場所によって弦の太さや長さが違うため、1本につき3,000〜8,000円(税別)かかります。
また中音部〜高音部のスチール弦は、切れたところの弦をすぐに張り直しできますが、低音部の弦（巻線）は、スチール弦の上に更に銅線を巻き付けた巻線と呼ばれる特殊な弦になり、同じ長さと太さに製作しますので、製作日数がかかります。
詳細につきましては一度お問い合わせくださいませ。

アップライトピアノもグランドピアノもどちらもお受けしています。
SNSでグランドピアノのシーンが多いせいか、「アップライトピアノは受けてもらえないですよね？」という質問をいただくことがあります。
普段グランドピアノのメンテナンスが多いですが、アップライトピアノもたくさん行なっています。
近年は、ご実家に長年眠っていたピアノを修復再生して、お孫さんや大人の趣味で使いたいというご依頼を多くいただいています。

ピアノの状態を一緒に確認しながら、ご要望に合ったプランをいくつかご提案させていただきますので、ご予算やペースを一緒に決めていただくことも可能です。
また、事前に下見（岡山県外は出張費のみ）でお伺いすることもできます。

できます。
まずピアノの状態を一緒に確認して、鍵盤が重い（または軽い）原因と、どのような作業を行なうのかをご説明させていただきます。
ピアノの状態とご要望によっては作業時間がかかる場合がありますので、その際は事前にご相談しながら作業を進めていきます。

＞＞＞鍵盤のタッチに関する調整を行なったお客様の声

できます。
まずピアノの状態を一緒に確認して、音色が硬い（または柔らかい）原因と、どのような作業を行なうのかをご説明させていただきます。
いくつか音色のサンプルを作って、お好みの音色に合ったものがありましたら、その音色で全体のバランスを聴きながら調整していきます。
ピアノの状態とご要望によっては作業時間がかかる場合がありますので、その際は事前にご相談しながら作業を進めていきます。

＞＞＞音色に関する調整を行なったお客様の声

ペダルの種類（右のペダル・真ん中のペダル・左のペダル）にもよりますが、ほとんどの場合できます。
まずペダルの状態を一緒に確認して、ペダルが重い（または軽い）原因と、どのような作業を行なうのかをご説明させていただきます。
ピアノの状態によっては作業時間がかかる場合がありますので、その際は事前にご相談しながら作業を進めていきます。

＞＞＞ペダルの調整を行なったお客様の声

直ります。大抵が部品の表面が固くなって、それが擦れて雑音が出ることがよくあります。
汚れや錆が原因の時もあれば、部品の摩耗が原因で雑音が出ることもあります。
またペダル以外にもアクションメカニック（打弦機構）が原因で雑音が出る場合もあります。これはペダルとアクションが連動しているためです。この場合も同じように、部品の表面が固くなって、それが擦れて雑音が出ることがあります。多くの場合は部品を磨いたり、表面をほぐして掃除だけで直ることが多いですが、部品の一部が破損していたり摩耗していた場合は部品の交換修理をします。

ありがたいことに遠方からのご依頼をたくさんいただいております。
現在は、中・四国、山陰、関西、近畿をエリアとしていまして、それぞれのエリアの便に合わせていただくようになります。またお客様のご要望に合わせてじっくり丁寧な作業を心掛けていますので、一日２組までを上限としています。

料金は時間制で行なっています。
アップライトピアノとグランドピアノの各ページの最後に記載しています。上から順にお読みいただき、内容を理解していただきたいので敢えて最後に記載しています。

全て時間制で行なっております。アップライトピアノも調律以外の鍵盤調整やアクション調整、そして整音を行なうとグランドピアノと同じ労力がかかります。
調律（チューニング）に関しましても、アップライトピアノとグランドピアノの鍵盤の数・弦の数（それぞれ大きさによって低音弦の数が増減します）・使う工具・作業時間もほぼ同じですので、全て時間制で行なっています。

岡山県外は出張費をいただいています。
場所や距離によって出張費用は異なりますので、お問い合わせください。

お支払いは、現金または指定口座へのお振り込みになります。

• ピアノの上に置いてあるものは片付けておく
• ピアノのパネルを置くスペース（１畳分）を確保する
• 掃除機の用意（あれば助かります）
• 普段冷暖房を使っている場合は、最低１時間以上前にピアノの屋根を開けて冷暖房を入れておく
• 使用者が不在の場合、気になるところがあればメモをしておく

以上が事前にやっておいていただけると助かります。

普段通り過ごしていただいて大丈夫です。
鍵盤やアクションの調整作業時は耳を使いませんので、テレビや音楽をかけたりしても問題ありません。
調律・整音・雑音等の作業時は耳を使いますので、この時だけ静かにしていただけると作業がスムーズに進みます。このタイミングは事前にお伝えしますのでご安心ください。

結論から言うと、気になった時に行うのがベストです。
調律は音の高さを合わせる作業ですが、保持時間は温度・湿度や使用状態によって短時間でも狂ってきます。
例えばコンサートホールのピアノの調律の頻度は、１年に１回？ではなく、コンサートごとに調律をしますので、毎週コンサートがあれば毎週調律をします。レコーディングや国際コンクールになると、１曲ずつ、一人ずつ調律を直します。
舞台上のピアノは、強い照明や冷暖房で弦やフレーム、響板等が変化し、短時間でも微妙に狂ってきますし、一般家庭でも朝夕の温度差が大きいと、弾かなくても狂ってきます。
逆に２４時間空調（温度湿度が一定）だと、弾かない限り狂いが少なくなります。
とはいえ、ピアノの弦の張力は一台につき２０ｔ以上常にかかっていますので、年数とともにピッチも下がってきます。適正なピッチ（４４０Hz〜４４２Hz）でない状態が気になる方は、少なくとも年に１回はメンテナンス含め調律をし、少しでも狂いが気になる方は、違和感を感じた時が調律の時期という風に考えています。

おそらく調律した時の温度湿度でない時に狂ったように聴こえていると思います。
例えば冬に部屋の暖房を入れて調律した時の温度が２４℃、湿度が４５%だとします。
そして暖房をオフにして部屋の温度が１５℃、湿度が５０%になると、調律が狂って聴こえます。
具体的には、中音域から低音にかけて音が上がります。単音で弾くとわかりづらいですが、オクターブや和音で弾くと狂いが顕著になります。ここで暖房を入れ２４℃、４５%に戻ると次第に調律が合ってきます。このように温度・湿度によって弾かなくても調律は変化します。
こちらもご参考までに↓

ピアノはとてもデリケートな楽器です。
ピアノ内部に使用されている金属・木材・フェルト・クロスは急激な温度・湿度変化にとても敏感ですので、以下の点にお気をつけください。

①冷暖房器具の風が直接当たらないようにする
②直射日光が当たらないようにする
③過乾燥や多湿を避け、必要あれば除湿機や加湿器で部屋を管理する
④キッチンの近くに設置する場合は、カバー等で油対策する
⑤共鳴する物を近くに置かない
⑥和室に設置する場合は、敷板等で畳のへこみを対策する
⑦床暖房を入れている場合は、ピアノの下に断熱パネルを必ず敷く
⑧ウイルス除去剤を使用する場合は、クレベリンはNG
⑨鍵盤をアルコールで拭かない
⑩マンションの２階以上に設置する場合は、階下への固体振動音の対策と挨拶に行く

①冷暖房器具の風が直接当たらないようにする
ピアノは金属・木材・フェルト・クロスを主に使用しています。とてもデリケートな楽器ですので、直接冷暖房器具の風を当てると一瞬で変化します。最悪過乾燥で木材が割れることもありますので、風は直接当てず、風向きを変えて風を回して使用します。
また、真夏や真冬に冷暖房を入れる際、急な温度差でピアノ内部に結露が生じるため、使用する際はピアノの屋根を開けます。真冬は一番低い設定温度で３０分運転した後、通常の温度にします。
>>>調律と温度の関係

②直射日光が当たらないようにする
上記①同様、ピアノ内部の変化を避けるために日が当たる時間帯はカーテン等を使用します。


③ 過乾燥や多湿を避ける
ピアノ内部に使用されている木材やフェルト・クロスは湿気にとても弱く、多湿になると部品が膨らみ、乾燥すると痩せて縮み、不具合が起こりやすくなります。湿度は50%が好ましく、40%以下の場合は加湿（おすすめ加湿機）、60%以上の場合は除湿機（おすすめ除湿機）を使用し空調管理をすると狂いや不具合が起こりにくくなります。
>>>乾燥時期に気をつけること　　>>>多湿の時期に気をつけること

④キッチンの近くに設置する場合
キッチン近くは湿度が高いという問題もありますが、料理の際に使う油がピアノに付着していき表面がベタベタしてきます。油対策として、薄手のピアノカバーをかけたり、調理の際は鍵盤の蓋を閉める、または鍵盤カバーを鍵盤にかける等して対策をします。
>>>鍵盤カバーは必要か

⑤共鳴する物を近くに置かない
ピアノの周波数に反応して弾いた際に、ピアノに使われる金属パーツや周りの小物に共鳴することがよくあります。
>>>ピアノから出る雑音　　>>>アップライトピアノの上に物を置くと

⑥和室に設置する場合は、敷板等で畳のへこみを対策する
和室に設置する場合、ピアノのキャスターで畳がへこんでいくので、和室用の敷板やパネルを敷いてへこみの対策をします。


⑦床暖房を入れている場合は、ピアノの下に断熱パネルを必ず敷く
床暖房を使用すると、熱がピアノに伝わって過乾燥になり、木材が痩せネジが全て緩み、最悪の場合ピアノの心臓部の響板が割れることもあります。床暖房を使用する際は、必ずピアノの下に断熱パネルを使用します。

⑧ウイルス除去剤を使用する場合は、クレベリンはNG
空間除菌グッズの「クレベリン」は金属を腐食させる成分が含まれているため、弦やネジなどが真っ赤に錆びますので、同じ空間では絶対に使用しないでください。

⑨鍵盤をアルコールで拭かない
樹脂の鍵盤はアルコールに触れると、ひび割れてきます(ケミカルクラック)。手の消毒でアルコールを使用した際は、必ず乾いてから鍵盤に触れるようにしてください。またウェットティッシュはノンアルコールタイプは大丈夫です。
>>>鍵盤のお手入れ方法


⑩マンションの２階以上に設置する場合は、階下への固体振動音の対策と挨拶にいく
マンション等の２階以上に設置する際は、階下に固体振動音（脚の先に付いているキャスターから鍵盤を弾くカタカタ音やペダルを踏む音が振動して伝わる）が伝わるため、キャスターの下に防音インシュレーターやピアノ架台を敷いて対策します。その前に階下の住人に菓子折りを持って挨拶に行くと効果的です。